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FBJP:国内悪天予想図を読み取ってみよう!

最終更新: 11月12日



!注意!CAUTION!

以下の情報は素人がまとめたものです。間違っている可能性は大!です。

フライトシミュレーターで遊ぶ範囲でのみのご利用を!


初稿:2020/11/05

更新:2020/11/12:雲の種類(略称)を追加


本物のパイロットさん、ほんと大変…。いろいろな知識ないと駄目ね。

フライトプラン作成する際に参考になる国内悪天予想図ですが、素人なりに見てみても、なんのことだかさっぱりわかりません。基本的な事が分かっていないので、当然といえば当然ですが…w


素人なりに独学で情報を集めて勉強しています。間違っている点などあるかもしれませんが、何かのご参考になれば…。(以下の情報は、新しい情報を手に入れた際に追加しますし、間違っている点があれば修正をかけていきます。)


ちなみに国内悪天予想図は誰でも最新のものが見れます。気象庁のホームページの航空気象情報(http://www.data.jma.go.jp/airinfo/index.html)にあります。私はいろいろな気象情報を集められている「フライトお天気」(https://www.tono2.net/)というサイトさんを使用させていただいています。

FBJP(国内悪天予想図)の見方


5時間30分後の航空機に影響があるであろう天候の予報をしている。予報を発表するタイミングは以下の通り。(予想の範囲は地上から12,000m(45,000ft)までの予報)


1日に対象時刻の5時間30分前に4回の発表。(JST=日本時間・UTC=協定世界時)

  1. 対象時刻:0300JST/1800UTC→発表:2130JST/1230UTC

  2. 対象時刻:0900JST/0000UTC→発表:0330JST/1830UTC

  3. 対象時刻:1500JST/0600UTC→発表:0930JST/0030UTC

  4. 対象時刻:2100JST/1200UTC→発表:1530JST/0630UTC


つまり、朝の3時半に9時の予報、9時半に15時の予報、15時半に21時の予報、21時半に3時の予報をしているみたいです。基本的に書かれているのはモデレートという揺れの強さ以上が記されているみたいです。


揺れには3段階あるようで、ICAO(International Civil Aviation Organization/国際民間航空機関)ではライト、モデレート、シビアの3つ。(AIM-J参考)

  • ライト(LIGHT)は、乗客はベルトに僅かに締め付けられるように感じる。固定されていないものは多少動く程度。加速度変化が0.5G未満。

  • モデレート(MODERATE)は、ベルトに明らかに締め付けられるように感じる。固定されていないものは動く。歩行は困難。0.5G以上、1.0G以下。

  • シビア(SEVERE)は、ベルトに激しく締め付けられる感じ。固定されていないものは飛び回る。歩行は不可能。1.0Gを超えるもののようです。

強さのレベルはICAOやFAA、カンパニーにより違うみたいです。モデレートになると相当強い揺れのようです。普段私達が飛行機に乗って体験している揺れなんて、ほとんど揺れのうちに入んないんでしょうね~。


▼使用されている主な英略語や記号など


積乱雲(CB)の雲量は以下で表示

  • ISOL:全天の1/8-2/8

  • OCNL:全天の3/8-5/8

  • FRR:全天の6/8-8/8

  • EMBD:他の雲に埋没

積乱雲(CB)以外の雲量の表示

  • SCT:全天の3/8~4/8

  • BKN:全天の5/8~7/8

  • OVC:8/8(全天)

▽ジェット気流

太い矢印の線で表示されていて、矢印線の始まりが80kt以上になるところで、先の終わりが80kt未満になるところ。風速を表す羽があるところが最大の風速になるところ。ジェットの始まりや終わりの地点では非常に強いタービュランスが発生することが多いようです。


▽タービュランス(乱気流)

破線で囲まれている範囲はタービュランスが予報されている範囲。引出線が付いていてタービュランスの強さと、高度が記されている。(上図では、モデレートの揺れが28,000Fft~35,000ftにかけて発生予想)囲まれるすべての高度で揺れが発生するのではなく実際は片側が低い高度、反対側が高い高度のように傾斜している。


いわゆるジェットフロントで揺れが予想されている時は、北側が高く南側が低く、トロポポーズによる揺れが予想される場合は逆になり、北側が低く南側が高くなるようです。どの種類なのかは「REMARKS」の備考欄で、対応する番号で読み取る。上図の①は「REMARKS」の①で見る。東に20ktで移動していて、カッコ書きにJET FRONTと書いてあるので、北側が高く、南側が低いから、北側が35,000FT、南側が28,000ftに傾斜しているCAT(晴天乱気流)となる。JET FRONT の横に書いてある「VWS」は本文下の方に書いているが、VWS(VERTICAL WIND SHEAR:鉛直ウィンドシアー)といい、垂直方向(正確には鉛直方向)の揺れがある。(注:鉛直とはオモリに紐をつけ、垂らしたときにオモリが指す方向。つまり重力の方向のこと)



ジェットフロントとは暖かい空気と冷たい空気の境目は「前線」と言うが、暖かい空気と冷たい空気の境目はある程度の厚みを持った「面」になっていて、その部分を「ジェットフロント」というそうです。この付近では、空気の温度や密度、風向風速が不連続となっていてタービュランスが発生しやすい場所となっているそうです。


トロポポーズとは、対流圏と成層圏の境界面のことをいって南に行くほど高くなります。雲が発生するのは対流圏だけといわれているので、成層圏まで雲が頭を出すことはめったに無いとのことです。この境界面(トロポポーズ)の付近では強いタービュランスが発生します。



  • CAT(Clear Air Turbulance/晴天乱気流)

  • Turb(Turbulance/乱気流)…とんがった三角で表示。強さは、MOD(並)と、SEV(強)で表示

  • Icing(Icing/着氷)…まるまったおっぱいみたいな表示。強さはMOD(並)と、SEV(強)で表示

  • Mountain waves(山岳波)…気流が山を越えた際に、山の風下側で上下に振動し波打つ。波状の雲として観測されることもある

  • Thunderstorm(サンダーストーム)…激しい雷雨。雷鳴を伴う暴風雨

▽その他

  • 5,000ft及び10,000ftにおける0℃の予想位置は青の破線で表示


  • VWS(VERTICAL WIND SHEAR:鉛直ウィンドシアー)

  • HWS(HORIZONTAL WIND SHEAR:水平ウィンドシアー)

  • TVB(TRANSVERSE BAND:トランスバースバンド)

  • UCA(UPPER COLD AIR:上空寒気)

  • USAM(UNSTABLE AIR MASS:熱的不安定)

  • LCVG(LOWER CONVERGENCE:下層収束)

  • LWHA(LOWER WARM AND HUMID AIR:下層暖湿気)

  • CVX(COLD VORTEX:寒冷渦)

  • TROUGH(トラフ、気圧の谷)

  • RIDGE(リッジ、気圧の峰)

  • TROP(TROPOPAUSE:ジェット圏界面側)

  • JET FRONT(ジェット前線帯)

  • JET MERGE(ジェット合流場)

  • JET SPLIT(ジェット分流場)

  • BASE(CLOUD BASE:雲底)

  • BASE/INC(CLOUD BASE/ IN CLOUD:雲底・雲中)

  • MTW(MOUNTAIN WAVES:山岳波(上方伝播時のみ使用)

  • FRONT(前線)

  • LOW(低気圧)

  • TC(TROPICAL CYCLONE:台風を含む熱帯低気圧)

雲の種類(略称)

  • AC:高積雲(Altocumulus)…小さな塊状、まだら雲、羊雲

  • AS:高層雲(Altostratus)…灰色のベール状、おぼろ雲

  • CB:積乱雲(Cumulonimbus)…雷雲、入道雲

  • CC:巻積雲(Cirrocumulus)…非常に小さな雲片の群れ、うろこ雲

  • CI:巻雲(Cirrus)…繊維状の細い雲が集まった形、すじ雲

  • CS:巻層雲(Cirrostratus)…白いベール状、薄く影のない雲

  • CU:積雲(Cumulus)…綿のような形、綿雲

  • NS:乱層雲(Nimbostratus)…空全体、厚さ色のむらが少なく暗灰色、雨雲

  • SC:層積雲(Stratocumulus)…白色、灰色、大きな塊、群れ

  • ST:層雲(Atratus)…もっとも低い、灰色、白色、層状、霧状

  • TCU:塔状積雲(Towering Cumulus)

【例】

上記は日本時間の2020年11月04日15時16分発表の同日21時の悪天予想図です。この日の長崎県佐世保市では気温が低いのですが晴天で雲ひとつ見えない秋晴れの良い天気でした。

備考欄(REMARKS)にも何も書かれていない、いい天気です。10,000ftの0℃の線が北九州上空辺りまできていますね。


宮城県周辺と北海道東部にMountain wavesの表示があります。日本語で山岳波(さんがくは)といって、気流が山を越えたときに発生する上下に振動する空気の波のようです。その山岳波が上空2,000ft~10,000ftの間であるのではないでしょうか?




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