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SimBriefでフライトプランを作成


本格的にフライトを楽しもうとすると、飛行計画を立てたくなるものです。ただ複雑に絡んでくるルールや飛行ルート、燃料計算など面倒なことだらけです。

現在様々なフライトプランエディターがリリースされていますが、今回ご紹介するのは、基本無料で使用できるフライトプランエディターサイトの「SimBrief」をご紹介します。


今回ご紹介する内容は、初期の登録から簡単なフライトプランの作成までを、ご紹介をしていきたいと思います。ただ、ご承知の通り英語サイトですので、私も調べ調べながらの使用なので間違っている部分も多々あると思います。「こんな感じで使用するのかぁ~」ぐらいのラフな感じで参考程度にしてください。


!注意!CAUTION!

以下の情報は素人がまとめたものです。間違っている可能性は大!です。

フライトシミュレーターで遊ぶ範囲でのみのご利用を!

1.メンバー登録(無料)

画面上部にある「REGISTER」>「CREATE AN ACCOUNT」を選択するとメンバー登録の画面に遷移ので「REGISTER NOW」のボタンを押しメンバー登録画面に移動します。


「Desired Username」には使用するアカウント名、「Desired Password」には使用したいパスワード、「Confirm Password」は上記に入力したパスワードをもう一度入力、「First Name」は貴方の名、「Last Name」には貴方の姓、「E-mail Address」は登録するメールアドレス、「Confirm E-mail」には上記に入力したメールアドレスをもう一度入力します。


「Terms and Consent」は利用規約と同意ですので、SimBriefの利用規約、プライバシーポリシー、クッキー利用の同意をチェックを入れることで行います。チェックを入れ終わると下画像のようにアンチスパム対策のチェッカーが入りますのでチェックし、ちょっと面倒くさい画像のチェックを行います。


正常にチェックされると下のような画面になりますので、一通り入力を確認したら画面下部にある「REGISTER」を押します。


上記画面が出れば登録は完了です。この後、登録したメールアドレスに以下のようなアカウント確認のメールが送られてきます。記述されたURLをクリックしてアカウント登録を完了してください。


これで無料のメンバー登録が完了ですので、ログインを行って使用できるようになります。

2.AIRACの使用について


プライトプランを作成するにあたり、ちょっとした問題になるのが最新のAIRACの情報となります。AIRACとは航空路や空港の情報など日々変わっていくもので、フライトプランを作成には必須のデータとなります。例えばVOR/TACが廃止になるとか、新しいFIXができるとか、SIDやSTARなどの経路が変更になるとか…。リアリティを求める方なら最新の情報を使いたいものです。


Simbriefは無料でフライトプランを作成することはできますが、無料のままだとこのAIRACが少し前の情報を使用することとなります。とりあえず使ってみたい方はこのAIRACを使用しても差し支えないのですが、この先ずぅ~とフライトシムで遊んでいきたいと思う方、リアリティを追求されたい方は最新のAIRACを使うことをおすすめします。(記事を書いている現在(2021/4/6)では、無料で使えるAIRACは1903で、2019年2月28日~2019年3月27日まで有効だったデータになります。AIRACは28日周期で新しいものにアップデートされます。)


最新のAIRACをSimBriefで使用するには「Navigraph」を使用する方法があります。


「Navigraph」は、更新された空港チャートや、ナビゲーションデータベースを提供して、フライトシミュレーターでの使用できる有料のサービスです。ボーイング社のJeppesenから提供されたデータを使い、フライトシミュレーターに適したデータ形式に変換され、AIRACサイクルに従って28日ごとに利用できます。このデータをSimBriefに連動させフライトプランの作成を行うことができるのです。


SimBriefとNavigraphとの連携の方法は、またの機会にご紹介するとして…。

Navigraphと連携させると「MY ACCOUNT」>「AIRAC CYCLES」で、アンロック&アクティブ化できる。

3.航空機を登録する


フライトプランを作成するにあたり、まず必要な情報は何の機体でプランを作成するかです。ですので、プラン作りのために航空機を登録する必要があります。とりあえず普段よく使っている機体を登録してみてはいかがでしょうか?


「DISPATCH」>「MY FLEET」を選択して以下の画面から登録となります。


「Dispatch Fleet」の「NEW AIRFRAME」を押して新しい機体を登録します。


航空機のタイプを選べるので、プルダウンメニューから選択し「Proceed」を押します。下の画面に遷移するのでレジ番号だったり、エアライン名だったり最大客数だったり、必要な数字や項目を入力します。

正確な燃料計算などちゃんと行いたい方は、それぞれの数値を正確に入力したほうが良いと思いますが、私の場合は大体の数字でいいので、必要最低限の入力で終わらせています。とりあえず機体の種類が合ってればいいかと…(笑)

入力が終わったら「Save Aircraft」を忘れないように。

4.フライトプランの作成


最低限の準備はできましたので、早速フライトプランを作っていきましょう~。今回は長崎空港から中部セントレア空港までを、B738でフライトしてみましょう。


「DISPATCH」>「NEW FLIGHT」を選択してプラン作成画面に移動しましょう~。


まずは上から入力していきましょう。ちなみに全部入力していると大変ですので私が普段入力していく部分だけを解説していきますので、その他の項目については、ご自身でお調べくださいね~。

▼Flight Info


「Airline」=航空会社名(ANAとかJALなどの航空会社の3レターコードを入れます。3レター・2レターの一覧はこちら

「Flight-No.」=便名

「Depart」=出発空港(RJFUとかRJTTなど空港の4レターコードを入れます。国内の4レターの一覧はこちら

「Arrive」=到着空港(出発空港と同様)

「Altemate」=代替空港(出発空港と同様。AUTOにしていると自動的に割り当てます)


▼Aircraft Type


「Airframe」=使用する機材を選択。これは前段で行った登録してある機材が一覧が出てきます。この記事を作っていて気がついたのですが、前段で行った機材登録はしなくてもタイプ一覧はでてくるので、細やかな機材登録をしなくても良いようですね~


▼Advanced Aircraft Options


こちらは特には登録していません。レジ番やコールサインなどの設定ができます。


▼Selections


「OFP Layout」=PDFで吐き出す書類のレイアウト形式を選択できます。好き嫌いがあると思いますので、お好きなものでいいのかと。下にレイアウト例を3例ほど。

~LIDO~


~EZY~

~SWA~


「Units」=単位。KGかLBSを選びます。私はKGに統一しています。LBSはいまいちピンとこないので。こちらを正確に設定していないと飛行中にガス欠になり墜落することとなりますのでお気をつけください(笑)シム上で使用する機材の重量単位とSimBriefの単位を合わせていないとズレてしまいます。


「Cont Fuel」以降は、そのままの設定でいいのではないかと思います。私も特に触っていません。

▼Optional Entries


飛行時間や使用滑走路、フライトレベル、乗客数などの設定となります。出発~到着空港の入力をすると自動的に算出してくれます。しかし離陸で使用したい滑走路が意図しない滑走路に設定されている場合には、ここで変更をすることができます。離陸及び着陸の滑走路はリアルタイムの気象情報を元に自動的に割り当たっているようですが、たまに変なときがありますので確認は必要と思います。


▼AIRAC Cycle


これは先に述べた使用するAIRACのサイクルとなります。Navigraphを使用して連動されている方は、ここのサイクルが最新のものになります。連動されていない方はデフォルトで用意されている少し前のサイクルのデータを使用することとなります。


▼Route


ここの画面に設計された飛行ルートが表示されます。(上の画像では「CHIKU4 OOITA Y41 NATCH Y755 CARDS SOARCI」の部分)

出発~到着空港の入力をすると自動的に最適であろう飛行ルートが設計され表示されます。「Suggested Routes」には他の推奨されるルートも表示されます。また「View More Routes」を押すと他の違ったルートも表示されクリックで設定を変更することができますが、基本的に一番最初に設計されるルートで良いと思います。

ただ実際に飛んでいないような飛行ルートがある場合は、おかしなルートになる場合もありますので注意も必要です。巡航高度もAUTOで設定してくれます。


「Route Finder」はより高度なルートの設計、「Historical Weather」はアクティブスカイのスナップショットを利用して過去の気象データを用いてのルーティング、「Alternate Airports」は代替空港へのルートなどの設定を行いますが、特に必要なければ使う必要はありませんね。


画面の下部に設計されたルートのマップが表示されますのでイメージも湧きやすいですよね~。


5.OFP(Operational Flight Program)を作成する


作成したフライトプランを有効なOFP(Operational Flight Program)として発行生成します。この作業をすることで、先程設定したレイアウトでOFPをPDFで吐き出したり、フライトシムや機材、気象アドオンなどへのインポートデータを生成することができます。


「Dispatch Options」>「GENERATE OFP」を押すと生成が始まります。


画面上に生成されたフライトプランが表示されます。このままの表示画面を使ってフライトシムに入力することもありですが、せっかくなのでPDF化して本物っぽくしましょう。


画面上部の「PRINT/VIEW PDF」を押すとPDF化されたOFPを表示してくれます。そのまま画面上で使ってもよし、印刷してもよし。

6.データをフライトシム、アドオンにインポートして使う


例えば出来上がったデータをPMDGの機体に手入力で入れるのもありですけど、長いフライトプランは入力するのも面倒ですし、ActiveSkyやNavigraph Chartsに反映させたいですよね。インポートするデーターは先程の「GENERATE OFP」で出来上がった画面下の方にあります。


各シムやアドオンにフォーマットされたデータが一覧でありますので「Download」で落とし、それぞれの指定の場所に入れます。おすすめは一覧の上にある、SimBriefのDownloaderのソフトを使うのがおすすめです。


SimBriefのアカウントでログインし、最後に生成したフライトプランをダウンロードできます。予めダウンロード先をそれぞれのフライトシムやアドオンの保存先に指定するので楽ですね。代表的なダウンロード先を下に羅列しておきます。インストールしている環境によって違ってきますので、ご自身の環境にダウンロード先は合わせてください。

  • P3D…\Users\ユーザー名\Documents\Prepar3D v4 Files

  • PMDG737NGXu…\P3Dv4\PMDG\FLIGHTPLANS\NGXu

  • PMDG777…\P3Dv4\PMDG\FLIGHTPLANS\777

  • QualityWings…\P3Dv4\QualityWings\QW787\FlightPlans

エクスポートする欄のマウスオーバーすると「Export this file only」と表示されるボタンを押すことにより指定したダウンロード先に保存してくれます。


▽PMDG737NGXuのFMSに反映させる

RTEページで「FLT PLAN REQUEST」を押し…

ROUTE FILESページで「NGXu」を押し…

保存してあるデータが見れるので対象のファイルを選択し…

ORIGINとDESTの空港を確認し「SELECT」を押し…

「LOAD」を押すと…

読み込みまれ「ACTIVATE」を押したあと 「EXEC」のボタンを押して確定します

これでフライトプランが読み込まれました。出発空港のRWYとSIDの設定及び、到着空港のRWYとSTARは「DEP/ARR」のボタンでそれぞれ指定してください。


▽ActiveSkyに反映させる

画面上段にある「Flight Plan」画面に移動し…

「Load」から[…\Users\ユーザー名\Documents\Prepar3D v4 Files]にエクスポートしたP3D用にフォーマットされたデータをロードさせると反映されます


これでPMDGなどの機体で正確な運行計算などが行えるようになります。

補足>

PMDGのDATALINKは「PMDG SETUP」>「OPTIONS」>「SIMULATION」の「SIM PLN FILE FOR WX」の項目を「CREATE AND LOAD TO SIM」にしておく必要がある。

またActiveSky側は「Options」>「General options」>「Auto load simulator flight plan」の項目にチェックが必要。


▽Navigraph Chartsに反映させる

画面上部の「Flights」を押し…

「+New flight」を押し…

Navigraphと連携の設定をしていれば「From SimBrief」を押せば反映されます。また連携の設定をしていない場合には「From file」からP3Dにフォーマットされたデータをロードすると同じように反映されます。


▽VOLANTAに反映させる

最近リリースされた新しいフライトトラッキングアプリの「VOLANTA」に反映させるには、フライトシムを起動し出発空港に駐機した状態で自動的に「新しいフライト」が準備されているので…

画面下にある「フライトプランを追加」を押し、SimBriefと連携の設定をしていれば上図の表記が出るので押すと反映されます。


以上が、SimBriefの基本的なというか、初歩の使用方法と思っています。初歩ですが文中でも出てきます「Navigraph」は導入するほうが良いと思います。月々のランニングコストは掛かりますが、より豊かなフライトシム環境を構築するのであれば、検討されるべきだと思います。


奥が深いものがあると思いますので、正確な数値などを代入する事で、よりリアリティのあるフライトシムを楽しむことができると思います。(私レベルではこれが限界ですが…(笑))


長々となりましたが、これからフライトシムを楽しもうとされている方の参考になれば…。


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